07_\ほっと一息/ コーヒーブレイクにまつわるエトセトラ
温かい飲み物を飲んでほっと一息。お仕事や家事に忙しい日々かと思いますが、皆さん、コーヒーブレイクしていますか?
今回は「カリルネ」の「カリルマエニ」も一休み。レンタルや家具にまつわるお話は少し置いておいて、コーヒーや休憩についてお伝えします。コーヒーやお茶を片手に、肩の力を抜いて。くつろいだ気持ちでお進みください。
■休憩の名パートナー:コーヒー
休憩のお供にする飲み物、何がお好きですか?私は最近コーヒーを飲むことが多いです。そのままブラックで飲んでも良し、ミルクを入れてまろやかな味わいにするも良し。コーヒーだけでも十分美味しいですが、チョコやケーキなど、甘いものと一緒にいただくと、甘い、苦いで、それぞれがより美味しく感じます。
もともとコーヒーを飲む習慣はありましたが、コロナ禍によるおうち時間が増えた昨今、ますますコーヒーを飲む機会が増えました。家で過ごす時間が長くなり自分でコーヒーを淹れることが増えてきて、本格的にハンドドリップにも挑戦したいと思う今日この頃です。そこで、美味しいコーヒーの淹れ方について調べてみました。
■美味しいコーヒーの淹れ方
●コーヒー豆の保存方法
コーヒー豆の鮮度を保つには「紫外線」、「酸素」、「高温」、「湿度」の4つを避けて保存します。
・紫外線―直射日光を避ける
・酸素―密閉性の高い容器に入れる
・高温―高温を避け、一定温度の場所で保管する
・湿度―多湿を避け、一定湿度の場所で保管する
この4つを避ける条件が揃っている、自宅での保管に最も適した場所は冷蔵庫や冷凍庫です。開封後は、空気の入りづらい密閉容器に入れて冷蔵庫や冷凍庫で保管することで、コーヒー豆の鮮度が保てるとのことです。
●コーヒー豆の挽き方
コーヒー豆を挽いたときに広がる香り、とてもいい香りですよね。コーヒー豆は挽いたときに最も香りを発し、空気に触れて酸化が進むことで風味を失ってしまうそうです。そのため、コーヒーを淹れる直前に必要な量だけ挽くことで、コーヒーの香り、風味を最大限に楽しめそうです。
コーヒーを抽出する器具は数種類あり、器具によって最適な挽き方が異なります。挽き方は、①極細挽き、②細挽き、③中細挽き、④中挽き、⑤粗挽きの5種類があり、エスプレッソの場合、①極細挽き、ペーパーフィルターやコーヒーメーカーで抽出する場合、③中細挽きなど、使用する器具に合わせて挽き方を変えます。
●コーヒーの淹れ方
ペーパーフィルターを使ってハンドドリップで淹れる場合の手順です。
①必要な器具を揃える
「ペーパーフィルター」、「ドリッパー」、「サーバー」、「ドリップポット」、「メジャースプーン」、「カップ(&ソーサ―)」を用意します。
②お湯を沸かし器具を温める
抽出時のお湯の温度は、95度前後が適温とのことです。水道水などを沸かし、沸騰したら火を止めます。
ドリッパー、サーバーなどの器具、カップなどはあらかじめ温めておきます。
③ペーパーフィルターをセットしコーヒー粉をいれる
フィルターの底の部分を折り、側面を反対側に折ります。ドリッパーにセットし、コーヒー粉を入れて均します。
④コーヒーを蒸らす
初めに少量のお湯を中心から静かに注ぎ、コーヒー粉全体に均一にお湯を含ませます。そのまま20秒程待ち、コーヒーを蒸らします。
⑤お湯を注いで抽出する
コーヒー粉の中心に小さな「の」の字を描くように、3回程に分けてお湯を注ぎます。お湯の量は1回目が一番多く、2回目、3回目と減らしていきます。水面が1/3程度減ったら次のお湯を注ぐようにします。
⑥コーヒーを注ぐ
抽出したコーヒーをあらかじめ温めておいたカップに注ぎます。
美味しいコーヒーが入りましたか?それでは一旦休憩にして、美味しいコーヒーをしばし堪能しましょう…。
■コーヒーブレイクは労働者の権利
コーヒーブレイク、今日は何回取れましたか?忙しくてお昼ご飯を食べる暇も無いなんて方も多いでしょうか。もし4時間以上の労働をしていて、コーヒーブレイクが1回も取れていないなら、国によっては法律違反になってしまうことも!労働者の権利として、コーヒーブレイクが法律で定められている国があるのですが、知っていますか?
答えはフィンランドです。
フィンランドでは、仕事中にコーヒータイムを確保する権利が法律で定められているそうです。「4~6時間の労働ならコーヒー休憩1回」、「6時間以上ならコーヒー休憩2回」というように、ランチ休憩とは別に、15分~20分程度のコーヒー休憩を確保することが定められているそうです。
このようにコーヒーを習慣的に飲む人が多いためか、フィンランドのコーヒーの消費量は世界一だそうです。
法律で定められていると、休憩が取りやすくていいですね。ちなみにコーヒーブレイクはフィンランド語で「カハヴィタウコ(kahvitauko)」と言うそうです。“kahvi(カハヴィ)”=コーヒー、“tauko(タウコ)”=休憩 を合わせて、カハヴィタウコ。カハヴィタウコ、日本でも積極的に取り入れたいものです。
■休憩が必要な理由
仕事や家事が忙しいときには「休憩どころじゃない!」なんてときもあるかと思いますが、実は、休憩時間は効率的に作業をするために必須な時間なのです。
人間の集中力が持続する時間は、一般的な人で30~40分、訓練を積んだ長い人で90分程度と言われています。意外と短いですよね。
休憩を取らずに作業を続けるよりも、集中力の持続時間に合わせて、作業→休憩→作業→休憩…と作業と休憩を繰り返す方が、効率的に作業を進めることができるようです。
●ポモドーロテクニック
ポモドーロテクニックとは、集中力を最大化するために考案された時間管理術のひとつです。
「25分作業+5分休憩」の30分を「1ポモドーロ」と呼び、4ポモドーロ(2時間)後、30分の長めの休憩を取ります。この時間管理を繰り返し行うことで、集中力を高めた生産性の高い作業ができるそうです。
仕事や家事で忙しい日は、休憩もそこそこに作業を続けてしまいがちですが、忙しい日こそ効率的に作業を進めるために、積極的に休憩を取り、頭や気持ちをリセットする時間が必要かもしれないですね。
■効果的な休憩
休憩の際にも効果を高めるポイントがあります。休憩時間には作業を完全にシャットアウトして、頭と体を開放することで効果的な休憩が取れると言われています。
シャットアウトする方法として、「休憩中にメールチェックや電話対応はしない」、「作業に関することは考えない」など、思考や行動を意識する他、「作業と休憩する場所を分ける」ことで、物理的に身を置く環境を変えることなどが挙げられます。
休憩時には「好きな音楽を聞く」、「コーヒーやお茶などを飲む」、「ストレッチや散歩など軽い運動を行う」、「深呼吸や瞑想をする」などして、頭と体をリフレッシュしましょう!
作業と休憩する場所を分けることで、物理的に環境を変えることができますが、場所の問題などで分けられない場合、姿勢を変えてみるのはいかがでしょうか?
スタンディングデスクで座り姿勢から立ち姿勢へ姿勢を変える、オフィスチェアからカウンターチェアに座り、目線を変えるなど、少しの変化でも休憩への気分転換のスイッチになるかもしれません。
●肩回りのストレッチ
休憩時に簡単にできるストレッチをご紹介します。私は日中パソコンで作業することが多いのですが、気が付くと巻き肩、猫背になってしまっています…。そのため、休憩時には内側に入ってしまった肩や丸まった背中をまっすぐに戻すイメージで、肩回りや背中を伸ばすようにしています。
・肩回し
①肩を掴むように肘を曲げて、腕を肩と水平にします。
②そのまま肩を中心に肘、腕を後ろに5回程回します。
③今度は前に5回程回します。
・肩、肩甲骨伸ばし
①腕を伸ばして背中で手を組みます。もしくは片手でもう片方の手首を掴みます。
②そのまま下方向に引っ張り肩や肩甲骨回りを伸ばします。
肩甲骨を真ん中に寄せるように意識するとよく伸びて気持ちいいです。
立ち姿勢でも椅子に座ったままでも行うことができ、体を大きく広げないので、オフィスや家の中でも簡単に出来るかと思います。くれぐれも無理のない程度で行ってくださいね。
今回は「カリルネ」の「カリルマエニ」も休憩!ということで、いつものレンタルやオフィス家具とはは少し違ったテーマでお伝えしました。仕事に家事に忙しい毎日かと思いますが、忙しいときこそ一休み。美味しいコーヒーを淹れて、好きな音楽を聞いて、リフレッシュしましょう!
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